About a Girl: The Orville S01E03
邦題: ある少女について
タグライン: A new arrival puts Bortus and Klyden at the center of a Moclan culture clash
https://youtu.be/5ARz8LUv8wk
男性しかいない種族モクランの夫夫であるボータスとクライデンの間に産まれた子供は女性だった
ボータスとクライデンは、Orville の医師であるクレアに「性転換」を依頼する
クレアは「健康に問題がないのに性転換なんてしない」と拒否
ボータスは艦長エドに「医師に命令してくれ」と依頼
エドも拒否
困ったボータスとクライデンはモクラン政府に助けを求める
なんとか性転換を回避したいクルーはいろいろとボータスに働き掛ける
ゴードンとジョーに ルドルフ:赤鼻のトナカイを視せられたボータスは、女性であること - 他者と異なっていること - が必ずしも欠点ではないことを感じる モクランの文化としては「モクラン女性」の存在は許せないので、性転換手術をしない為には「陪審員裁判」が必要となる
男性しか産まれないことになってるけど、実際はそうでもない
クライデン自身も元々は女性として生まれてる
それでも、最終的には「性転換するのがみんな普通 にあたりまえだよね」文化なので、性転換手術が行われる
コメディなんだけどさ
同調圧力とか、理由も利点もない単なる伝統とか、いわゆる常識とか、そういうものに対する違和感の提示
とにかく「女性として産まれても男性にするのが当然」「女性は下等生物」「男は男に惚れるのが当然」というモクラン社会は、多様性とか包容力とかとは無縁
なので、この後もずっとずっとモクランとの価値観のすれ違いはたびたび取り上げられる